歯科インプラントの研修に行ってきました

2/17 倉敷チボリ公園アンデルセンホールにて行われた歯科インプラントの研修に行ってきました。
チボリ公園は初めてだったので、すぐ近くのホテルを選びましたが、これが大失敗。おんぼろホテルでした。まあちょっと寝るだけなのでたいしたことはないですが、ネットで見た感じとは違いましたね。
倉敷駅から出てすぐ記念写真を撮りました。

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 その後、講師の林先生を囲んでの懇親会に参加して、貴重なお話をお聞きできました。
翌日は10時から16までの研修で、予定人数をオーバーして100人は超えていた気がします。やはり最近の潮流である抜歯即時埋入、即時負荷は人気がありますね。Exif_JPEG_PICTURE

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林先生がよく言われる「患者さんに優しいインプラントとは?」を実践する内容であったが、私も同感することが多くて大変参考になりました。

研修終了後に倉敷駅より再度チボリ公園前を撮りましたが、日曜日なのに人手が少なくてチボリ公園の不振が明らかでした。研修の合間に窓の外を見ても園内は閑散としていました。

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私の歯科インプラント(4)写真b 怖がりの人は見ないでね


前回の続きです。インプラントを入れたのが11月下旬でした
インプラントが少し安定するのが、条件が良くて順調ですと6~8週間後です。
私の場合、6週間でやろうと思っていましたが、忙しくて遅れてしまい、8週間後でした


2次オペを歯科衛生士にしてもらいました。経過が順調ならばそれほど簡単ということです。
 

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前回につけたインプラントの
青いキャップを外します

前回にキャップをつけないで
歯肉で覆い被せた場合は
麻酔をして歯肉に穴開けします
痛いというほどではないです










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インプラントが歯肉の中に見えます
今回は麻酔の注射はしていません
写真の見える歯肉のくぼみに綿球で
表面麻酔を塗りました

骨ができ過ぎていたりすると
麻酔の注射が必要になることもありますが
痛いというほどのことはありません







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このインプラントにネジで上部構造を固定します
既製品ではなく、カスタムメイドで上部構造を作る方法もありますが、今回は既製品を使ってみることにしました
本当はもう少し太いタイプを使うほうが良いと思います














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ねじ込んでいるところです














DSC01680.JPG上部構造が固定されました
今回はこれで終わります
しばらく歯肉が落ち着くのを待ちます
その後この上に被せて終わりです
 
 

私の歯科インプラント(3)写真a 怖がりの人は見ないでね


私のインプラントのオペ写真です。
さすがに自分ではできないので、友人の歯科医にお願いしました。
 

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術前です
右下の一番奥に埋め込みます












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痛そうですが麻酔していますから大丈夫です
歯肉を少し剥がしました
条件が良くて歯肉を剥がさずにできれば
術後の痛みはほとんど痛くありません











DSC01266.JPGドリルで骨に穴を開けます
これも痛そうですが大丈夫です
歯肉よりも骨のほうが痛みが感じにくいようです

ただ、削るときに振動がありますので
こっちのほうが気になります









DSC01268.JPGインプラントを埋め込みました














DSC01272.JPG青いキャップに交換して少し縫いました

これで今日は終わりです
 

私の歯科インプラント治療 (2)

 

HAインプラントを埋入して8週目に入りました。骨の条件は良いので、そろそろインプラントの上に土台を継ぎ足して、冠をかぶせる直前の状態にしようと思います。本当は昨日やってもらおうと思いましたが、時間が無くて残念でした。

術後の経過は、ほとんど痛みも無くまったく順調でした。同時期にHAインプラントを入れた患者様は1週間ほど歯肉が少し痛んだようです。その違いはおそらく私が鈍感だから(笑)もありますが、たぶん歯肉の剥離の量の違いです。骨の状態の関係で私の方が少なくて済みました。

やはり無剥離が一番痛みが無くて、剥離が多くなるほど痛みが出るようです。できるだけ剥離を少なくしようと思いますが、林先生のようにはいかないのが残念です。もう少しスキルアップを目指さないといけません。

土台を継ぎ足したらすぐに、ジルコニアの冠を作って仮付けしたいと思っています。個人的には大臼歯部にセラミックは好きではないのですが、ジルコニアの性能を試してみたいのです。夢のセラミックといわれるジルコニアですが、残念ながら、私はまだ患者様にセットしたことが無いのです。もっとも出てまだ新しいので仕方ないのですが、最も高額でもあるので、いつ患者様がしていただけるのかもわかりません。ですから自分を実験台というか、まあ遊んでみようというわけです。

特に試したいのが、他のセラミック冠では絶対禁忌である仮付けをしたいのです。本当に仮付けが可能か自分で試してみたいです。これができたら、たぶん患者様に自信を持ってお勧めするでしょうね。カタログにあるように、本当に割れないのかな?まだちょっと信じられません。もっとも大臼歯部のセラミックを患者様にはお勧めしませんが・・・

 

 

 

ホームページのリニューアル

昨年末より河田歯科医院HPを大幅に刷新中です。
と言っても自分でしているので、時間がないので完成はいつになるかめどが立ちません。

考えてみると、10年ほど前にマックのワープロでHTMLをすべて手入力して作ってから
4回目の大更新になります。マックのHP作成ソフト(名前は失念)ができた時は
すごい省力化になりうれしかった。その後ホームページビルダーを使うために
Windowsに代えてずいぶんになります。

今回はMovableTypeというソフトで作っていますが、これが私には難しい!
ホームページビルダーのお手軽さが私にはちょうどいいかもしれません。
ブログタイプの特徴を生かしたいためのソフト変更ですが
生かしきれるかが今後の課題です。

HPの方はいろいろ不具合や工事中がありますので、ご容赦ください。

歯科インプラントQ&A (1)

不定期でインプラントのQ&A を書いていくことにしました

Q インプラントって骨に穴を開けて入れるそうですが、安全性は大丈夫でしょうか?

A
インプラントを入れること自体は特に問題は起きていないようです。一番問題になるのは下の奥歯にインプラントを入れる手術時に神経や血管が入っている管(下顎管)を損傷することです。それを防ぐために、普通の平面的なレントゲンだけでなく、立体的に把握できるCTの利用が望まれます。CTを使っても完全とは言えませんが、安全性がかなりアップするのは確かですので、全症例にCTを使うようにしたいと思っています。


Q インプラントをするメリットは何でしょうか?

A 
私が一番のメリットと思うのは、1本歯が抜けた時に、代わりにインプラントをすぐ入れるケースです。普通は両隣の歯に負担を強いることになり、結果的に両隣の歯の寿命を短くしてしまいます。インプラントだと負担を強いないので、1本の歯を失っても、歯列全体への悪影響が少なく対応できます。このことが歯列全体が長持ちすると思います。患者様的には取り外しの義歯にならざるを得ない場合でも、義歯の代わりに対応できることがメリットに感じられると思います。

私も歯科インプラント治療を受けてみました

昨年の11月下旬に、私も右下第二大臼歯部にHAインプラントを埋めました。
10年ほど前から小さな義歯を使っていて、私は不自由はなかったのですが、患者様に新しいHAインプラントを積極的に勧めるようになったので、患者様の立場を体験すべきと思い手術を受けました。

市内の友人に手術していただきましたが、順調に経過していまして、今月中には被せまで入れる予定です。
今資料を整理中で、準備ができましたら説明用にアップする予定です。近頃は個人情報保護法の関係でいろいろな資料の提示が難しくなりましたので、絶対に問題のでない自分の症例でご説明しようと思っています。

手術中に麻酔が浅くなりましたが、あえてそのまま手術を続けてもらいました。痛みがどれほどと体験したかったためですが、さすがにインプラントをねじ込む時は痛みが強かったです。痛かったですが、どんなものかよくわかってよかったです。絶対に麻酔を追加すべきだとわかりました(当たり前ですが・・・)

術後も抗生物質は飲みましたが、痛み止めは飲まずに実験しました。ただ思いの外、痛みが少なくて拍子抜けしました。粘膜の剥離が少なめだったからだと思いますが、症例によっては剥離が大きくなると痛みが出やすいようです。

骨を削って穴を開けると聞くと、すごく痛そうですが、骨というものは意外と痛みは感じないようですね。文献にもそう書いてありますが、私の体験でもそのようだと思いました。



HAタイプの歯科インプラントはすばらしいです

河田歯科医院(広島県三原市)は昨年よりHAインプラントを主たるインプラントに変更しました。

その理由は通常のチタンインプラントに比べて、多くの優れた性質を持つからです。

 

簡単に言えば、インプラントの周りに骨ができやすいのです。

このことにより、簡単な手術で済ませられたり、手術回数を減らしたり、治療期間を短縮できます。

当然、治療費も節約できます。 

 

西洋人と比べて、日本人は顎の骨が薄くて、骨ができにくいと言われています。

ですので、条件が悪くてイージーケースが少ないのです。

そのために、条件を良くするために骨を増やすような準備のための手術が

必要になり、その手術の治癒を待ってから、やっとインプラントを埋める手術が

できるようになります。

結果、インプラント1~3本を埋めるのに1年ほどかかってしまうことも珍しくありません。

 

そこでHAインプラントを選ぶ価値が出てきます。

全顎的なインプラントでは本数が多いので、1年ほどかかることもありますが、

一番多いインプラント1~3本くらいを埋めるケースなら2~5ヶ月で終わるのが普通です。