TPC(舌姿勢補正器)でTCH治療 5 患者アンケート2 (8ケース)

TPC(舌姿勢補正器) 患者アンケートの第2弾です。8ケースです

うれしいことに多くの患者さんで効果が見られています

印象的だったのはTPCをセットして、使用法を数分説明しているうちに
顎が楽になったと喜ばれた事例がありましたが
さすがにコレには私もびっくりしました
まあ、症状が強い人ほど効果が早く出る傾向があるので
その関係かと解釈しております

他では、痰が減り、喉が楽になったという事例がありましたが
舌の姿勢の改善により、舌骨、甲状軟骨の位置が修正されたのかと想像しております
想定内ですが大変面白い効果が出ていて、今後の経過が楽しみです

TPCを使っていると、次第に舌の位置が正しくなり
TPCがなくても結構いい位置に来るようになる人が多くて
昼間はなくてでも大丈夫になってきます
そうなれば昼間はTPCを卒業できます
夜も卒業できればいいのですが、夜はハードルが高そうです

さて、使用するにあたり必ずお願いしていることは
1 寝る時にセットしたら舌尖を突出部に「いつも当たっていますよ~に!」と
   1,2分一生懸命お祈りする

2 朝、目が覚めた時にすぐに舌尖が突出部に当たっているか?確認する
この2点です。朝起きた時に当たっていればかなり効果が期待できます

TPCのいいところは、装着感が良いので苦もなく、ただセットしているだけで
あまり努力しないで結果がついてくるところかな?
と我田引水?自画自賛?と思いつつも、そう感じております

アンケート結果2

 

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8020表彰&弁当の日

 11月1日、2日に 恒例の三原市民保健・福祉まつりがサンシープラザで開催された。歯科医師会も医師会、薬剤師会と同じ部屋のブースで、歯科相談と口腔清掃を実施した

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 1日は8020の表彰式があり、天満市長ともに113名の受賞者に贈呈をさせていただいた。近年は100名以上が当たり前になり、歯科医師会の8020活動が実りつつあることが実感できて嬉しいです。8020とは80才で20本の歯が残っていれば、食べたい物が何でも食べることができて、健やかな老後を過ごしやすいので、ぜひ20本以上の歯を残せるようにしましょうという日本歯科医師会の活動です

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 2日は弁当の日で著名な竹下和男氏の講演がありました。残念ながら所要で途中からの聴講でしたが、元岡大小児歯科、岡崎先生よりかなり以前からご活動はお聞きしておりましたので、ライブで竹下先生を見ただけで良かったですし、本を購入してサインもいただけて良かったです

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TPC(舌姿勢補正器)でTCH治療 4 患者アンケート

最近セットした患者さんにアンケートをお願いしました
      (最下部のリンクよりアンケート結果をご覧ください)

思った以上に効果が出ているようで嬉しいというよりも驚きました
来年はもっと積極的に自信を持って症例を増やしたいと思っています
そして、多くの先生にも認めていただいて、患者さんに使っていただけたら嬉しいです

TPCをセットすると舌の位置が修正されますが
しだいにTPCを外した時も舌の位置が補正されている様になるようです
うまくいけば、最終的にはTPCがなくてもOKになりそうです
あいうべ体操などの舌の運動などを併用されたら、もっと安定すると思います

TPCのポイントは舌先を切歯乳頭付近にもってくることですので
それ以外はあまりこだわる必要がありません
ですから通常のマウスピースや上顎義歯にも
簡単にTPCの機能を付与することができます

「おしゃぶり」からヒントを得たので
TPCのキャッチコピーを「見えないおしゃぶり」としましたが
「噛めないバイトプレート」か「噛まないバイトプレート」も
意外性があって面白いかなと思うようになりました

以下のリンクをクリックするとアンケート結果をご覧になれます
術前、術後を併記していますが、赤のマーキングが術後です

 

アンケート結果

 

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TPC(舌姿勢補正器)でTCH治療 3 セット方法

TPCをセットする時にまず気をつけることは
とにかく対合歯に当たらず、咬合に関与させないように調整することです
次に、舌に当たる部分が、舌に対して受け入れられる形態かということです
研磨がしっかりされていれば、殆ど問題はないと思います

そして、暫くの間は舌先をTPCに当てるように意識してもらうように指導して下さい
また、就寝前には「寝ている時に舌先があたっていますように」と
1分位お祈りするようにご指導下さい。

最近は歯軋りや食いしばりをする方が多いので
夜にも使える大きなタイプばかりになりました
ピンクレジンの部位は削合可能な部位です

TPC11

そのために昼は少し喋りにくいけど仕方ないです
日中のTCHの患者様も夜間の歯軋り、食いしばりもありえますので
大きい方がいいかなと私も思うようになりました
大きいのを削って小さくするのは簡単ですから

最後に、TPCだけでなく舌の体操をしていただいた方がいいですね
岡崎先生の松風の連載にもありましたが
今井先生の「あいうべ体操」はおすすめです

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また、大きくてもまだ心配される患者様には単純鉤を最後臼歯にかけるとか
上顎全歯の唇側、頬側に連続して接する弧線を使えば良いと思っています

 

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TPC(舌姿勢補正器)でTCH治療 2

                                                                                                      患者アンケート結果へ

 10年以上前からおしゃぶりがTCHにかなり効き目があると思ってきたのですが、説明してもやはり人目が気になるのか、家の中でも実際にしてくださる方は少なかったです。それで英語の切歯音で習った 舌を前歯に添える 方法なども伝えるのですが、こういった方法はTCHに対して問題意識が強い人でもすぐに忘れてしまい、なかなかうまくいかなかったので、「奥歯を接触させてはいけない」ことを思い出させる仕組み(リマインダー)をうまく作れるかがキーポイントになっていました。医科歯科の木野先生が推奨するポストイットを利用する方法は、人に知られても良い場合はとてもいい方法だと思います。とにかく五感を駆使したリマインダー作りが大切でした。

 ところで、私は歯科医師になってすぐに総義歯が好きになりました。その理由は私が作った総義歯を患者さんは気に入らないと、すぐ外してしまうからでした。それでは悔しいので、いかに患者さんが総義歯をはめるように作るか、修正するかを考えるのが楽しかったからです。大げさに言えば患者さんと勝つか負けるかの真剣勝負です。こんな関係は他の歯科治療には無いと思います。

 そんな総義歯にまつわる戦いの中で、一番難しい総義歯患者さんは顎関節が安定せず、舌の位置や姿勢に問題のある人だと思うようになりました。それから顎関節に興味をもつようになり、顎にまつわる研修会を多く参加するようになりました。当時は顎関節治療は大変な割には報われないことが多く、なるべく大学や口腔外科に送り、外科手術や補綴治療をしてもらい、自身では手を出さないのが賢明と考えられていました。しかし、紹介しても治療成績はあまり芳しくないと聞いていたので、好奇心旺盛な私は何か他の方策が無いかと調べていましたら、チャールズ・マクニールに辿り着き、自分の考えに近い内容だったので大変嬉しかったです。

 それ以降もウロウロと模索しているうちに、カウンセリングにおいて、石幡伸雄先生の影響を受けた噛み癖の説明とTCHなどの説明をすることにより、治療結果がそれなりに向上してきたので満足していました。それでももっと能動的にできる治療法が他に何か無いかと考えていたら、今回の見えないオシャブリをふと思いつきました。どうしてもっと早く思いつかなかったのだろうという位、とても単純なものです。でも検証を重ねてみると、我田引水ですが有効だと思えるようになりました。

 舌に当たる突出部の形態と舌との関係は微妙ですので、ご自身で経験していただきたいと思います。おそらく突き詰めたらかなり難しいはずです。ただ幸いなことに、患者さんはそれほど難しい要求はされませんので、とにかく舌が軽く当たりやすいように調整して下さい。研磨は大切ですが、突出部の内斜面に小さな突起を付けた方が舌を誘導しやすい場合もあります

 私はアカデミックとは無縁の、どちらかと言えば一人よがりの田舎の臨床家ですので、間違った内容があるかもしれません。ですので、ぜひ、多くのご助言、ご批判をいただけたら嬉しいです。

 よろしくお願いします


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TPC(舌姿勢補正器)でTCH治療 1

 私は顎関節に25年以上興味を持って臨床に携わってきましたが、 1年ほど前から臨床応用している低位舌を改善する器具をご紹介させていただきます。主にTCHや歯軋り、顎関節症の症状緩和にと考案しましたが、低位舌は多くの問題を起こすので、SAS(睡眠時無呼吸症候群)、ドライマウス、嚥下障害などにも応用し始めています。ただ症例はそれほど多くはありません。名称はまだ決まっていませんが、ここでは暫定的にTongue Posture Corrector舌姿勢補正器、以後TPC)と称します。ちなみに愛称は「見えないおしゃぶり」です。いきさつは後日ご説明します。

見えないおしゃぶり 見えないおしゃぶり

 上の写真ではポイントになる突出部をわかりやすくするために透明レジンに赤色をペイントしています。また黒線はより小型の昼間用タイプの概形を示しています。

 さて、TPCは口蓋床部の切歯乳頭付近の位置から下方に向かって突出する突出部が設けられているため、舌尖が突出部に当たりやすくなります。

TPCzu

2…口蓋床部、3…突出部、102…切歯乳頭

 舌の位置が正常な人は、上記左図に示すように、安静時において舌背は口蓋の形に沿った位置にあり、舌尖は切歯乳頭に軽く触れるか、近接している。そして、上下の臼歯はごくわずか離れていて当たっていない。

 一方、歯牙接触癖(TCH)を有する人は、上記中図に示すように、舌の位置が下方に下がるという、いわゆる「低位舌」になっていることが多く、舌背と口蓋との隙間が大きくなり、舌先も切歯乳頭に接触しづらくなっている。このため口蓋と舌背との隙間が大きくなり、この隙間を補正しようと、無意識に下顎を挙上させようとする傾向がある。その結果、上下の臼歯等の歯列が接触することとなる。

 TPCは切歯乳頭の位置から下方に向かって突出する突出部が設けられているため、「低位舌」になっている人でも、TPCをセットすると軽い違和感により舌が動き、上記右図のように無意識に舌尖が突出部の内面斜面に接触しやすくなることにより、舌は本来の位置近くへ誘導され自然に低位舌の状態が改善することが期待できる。その結果、上下顎の臼歯が離れやすくなる。このため、顎の周りの筋肉の緊張が減り、胸鎖乳突筋や僧帽筋などが補佐する活動も減るので、頭頸部や肩が楽になることが期待できる。

 TPCの口蓋床部が上顎の最後臼歯まで沿うものであれば、装着されたTPCが外れにくいという利点を有する。このため、就寝中にも外れにくいことから、歯軋防止や無呼吸症候群の症状緩和(低位舌が矯正されることにより、気道が広がりやすくなり、その結果、無呼吸症候の症状が緩和される)の目的に用いることができる。

 一方、TPCの口蓋床部が上顎の小臼歯付近まで沿うものであれば、小さいので装着感が良好で使用者に違和感を与え難く、長時間の装着でも使用者に苦痛を与え難く、就寝時以外の時間にTCHを防止する目的として用いることができる。また着脱が極めて容易のため、TPCの最大の欠点である発音障害を、舌が器用ならばある程度克服できる。

 なを、開咬など咬合異常のある場合は、使用者の歯列の形状や咬合異常の状況等に応じて、適宜突出高さや全体の形状をカスタマイズして下さい。

 ところで私がネットで調べた限りでは 同じコンセプトのものはなかったですが、もしも既に同じような装置を存在するならば、ぜひお教え下さい。

特徴としては

  1. 咬合面を覆わないので、装着感が良い
  2. 咬合面に邪魔なものがないので、噛もうと思えば普通に噛める
  3. 装着しても外観は変わらない、但し発音しにくいので喋ると気づかれやすい

 でも、こんな簡単な器具で本当に効果あるの?
と疑問に思われるはずですので、ぜひ、ご自身がTCHや歯軋りでお悩みの先生に、実際にTPCを作っていただいて自ら検証いただければと思います。そしてご助言やご批判をいただけると嬉しいです。もちろん患者さんに応用して頂ければなお嬉しいです。

 即重レジンと好奇心さえあれば簡単に検証できますので、ぜひお試し下さい。そして、ご質問がございましたらメールをお送りください。TCHや歯軋りでお困りの患者は多いので、もしもこの装置が有効ならば、多くの患者に使っていただきたいと思っております。

 すべての患者さんがうまくいく訳ではないので、セットしてうまくいかない患者さんにはTCHの説明を再度して理解を深めてから「慣れるまで意識的に突出部に当てるように」とお願いして下さい。

 どうぞ、よろしくお願いします

新年あけましておめでとうございます

2014年になりました

私は午年生まれなので、今年は還暦です
還暦という割にはまだまだ未熟で恥ずかしい限りです

元旦は須波に行き初日の出を拝みました

個人的に、人間がたくさん絡む宗教組織をあまり信用しないので
八百万の神というか自然崇拝しています
それで今年も初日の出にお祈りしました

2014hatuhinode

 

雲が結構あり朝焼けはイマイチだったので少し心配でしたが
初日は綺麗に出てくれて良かったです
きれいな初日の出を見ることができたので
今年はいい年かも?年男だし

 

久しぶりに好きな音楽をアップします
年末のAmerican Music Awardsで気にったのはTaylor Swift 、Katy Perry 

Matthew West    Hello, My Name Is 

3Mダイレクトクラウン

年末に大阪へ研修に行って来ました
今までありそうでなかった半既製のハイブリットクラウンです
半既製でチェアサイドでできるので
口の中の条件が整っていたら、即日治療も可能です。しかも安価です
ですので、3Mダイレクトクラウンは2014年にかなりブレイクすると思っています

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河田歯科医院でも、銀歯は嫌だけどフルジルコニアやEmaxは高価で
手が出ないと考えられる方にぜひおすすめしたいと思っています
奥歯の審美治療を最安値で提供できますので
日本人の口の中から銀歯を無くすのにかなり貢献すると思います
どうして豊かな国の日本人が口の中が銀歯だらけなのかと
不思議に思われていることを、殆どの日本人は知らないのです

 

 

院内旅行2013/11グアム

毎年と決めているわけではありませんが、今年も院内旅行に行って来ました

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今回は広島空港からグアムです
グアムでの入国審査が非常に厳しくて時間がかかりました

予算の関係で激安ツアーですのでホテルは選択できませんが
事前の厳しい予想よりは悪くなく値段相当だと思いました
グラントプラザホテルといいますが、ロケーションは悪く無いです
フロント&ロビーのある1階は暗くて最悪かもですが
そもそもフロントはチェックインとチェックアウトしか利用しないので
割り切れる方には気にならないでしょう

夕方にチェックインしてから、スコールに度々襲われながら
買い物の事前調査ということで免税店周辺を散策しました。
その後ホテルの直前のベトナム料理を食べましたが
う~ん!私的には最悪でした。スタッフも同様の評価だったようです

 

guam1

2日目はココス島へオプショナルツアーに行きました
グアム島の最南端にあり車で1時間ほどでした
きれいな島ですが、南国のよくある島と言っていまえば終りかも?
ただ天気は最高で気持ちよかったです

スタッフはいろいろなアクティビティをして過ごしました
私は砂浜の日陰で読書と昼寝でのんびりしました
夕方、島から帰り、夕食は昨日大失敗したので
スタッフの勧める定番店トニーローマ、リブステーキが売りでしたが
なるほどおいしかったです。日本人だらけで混んでいましたが
運良くすぐに入店できてラッキーでした

 

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3日目はイルカウォッチングツアーで船に乗りました
途中スコールでかなり降られましたが、イルカをたくさん見ることができてこれもラッキーでした
それとスタッフに
面白い人を採用して客を楽しませようといろいろ工夫しており勉強になりました

ツアー終了後、遅い昼食をハードロックカフェでハンバーガーを食べましたが
すごいボリュームでした。お陰で夕食は簡単に済ますことになりました。

guam3

 

4日目は売れ残り物のリバークルーズツアーしか無かったので面白くなかったです
川をのぼりグアムの歴史保存地域らしきところに行き、昔の生活の説明を受けました
ツアー終了後、最後のお買い物に行きました。
また、ホテルと繁華街の中間にある逆バンジージャンプと言われる
SLINGSHOT GUAMをやってみました。TVでもよく紹介されているそうです
バネの力で一気に上にあがります。これもびっくりしますが
頂上で一気に減速する時が一番怖いというか面白かったです
今まで味わったことのない体感でした

guam4

 

5日目は帰るだけの日で朝4時にピックアップの空港行きのバスに乗り
午前11時には家に帰りました

 

インプラント研修

少し前になってしまいましたが
久しぶりに林先生のスプラインインプラント研修に参加しました

研修会の直前に予定が空いたので
急遽申し込んで潜り込ませていただきました
ムリをお願いした白鵬の担当者には感謝しています

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何度も林先生の講義は聞いているのですが
ズバリ本音の話が面白いし、いつも新しい発見が有り勉強になります
今回の目玉は
外科用超音波スケーラーを使ったソケットリフトの実習でした
私が知っている方法とは違う使用法で驚きました
ただ、すぐに自院に導入するのは難しいとも思いました

上顎洞のチェックが大切で、とくに自然孔を撮るための工夫が必要ということで
うちのCTだといつもより高い位置を狙って撮らないといけないとわかりました
知らないうちに上顎洞炎になっている方は多いので
このことを詳しく患者様に説明して撮影しようと思いました

私にとっては新しいダイヤモンドバーを知ったことが良かったです
些細な道具なんですが、いつもやっている作業の精度が上がりそうで
すぐに買うことにしました

今回の研修は研修書まで戴き良かったです
記念に林先生と写真を取らせていただきました