歯科インプラントQ&A(4)

Q 
私は上の奥歯にインプラントを植えたいのですが、骨が少ない場合はインプラントができないと聞きました。本当でしょうか?

A
上の奥歯の場合は上顎洞という骨の空洞が問題になります。蓄膿症(副鼻腔炎)の時に膿が溜まる場所ですが、最近ではオプションの処置をしてしっかり対策すれば殆ど対応できるようになりました。サイナスリフト法やソケットリフトといわれる処置です。河田歯科医院ではHAインプラントと相性が良いので手術が簡単に済ませられる、患者様の身体的負担が少ないソケットリフト法を採用しております。ただし、
高度なインプラント治療にはCT撮影は必須ですが、おかげで上顎ではインプラントができないケースは激減しました。

 

Q 
インプラント手術って骨に穴を開けて埋め込むのですね。考えるだけで痛そうですが、どれくらい痛いのでしょうか?
A
インプラント手術は骨に穴を開けますので、すごく痛いイメージが私にもありましたが、実際のところ骨は意外と痛みを感じないものです。もちろん痛みに対する感受性は個人差があるので、ばらつきはありますけど、骨よりもむしろ歯肉を剥がす面積の方が痛みや腫れに関係します。ですから、最近は歯肉を剥離しない手術法が注目されるようになりました。すべてのケースで可能というわけではないですが、CTの3D画像を利用して以前よりは安全に適応することができるようになりました。もちろん河田歯科医院で採用しているHAインプラントはこの歯肉を剥離しない手術法、フラップレス手術法にも適したインプラントで手術時間の短縮、術後の痛みや腫れの軽減が望めます。

 

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