私のインプラントのオペ写真です。
さすがに自分ではできないので、友人の歯科医にお願いしました。
右下の一番奥に埋め込みます
歯肉を少し剥がしました
条件が良くて歯肉を剥がさずにできれば
術後の痛みはほとんど痛くありません
ドリルで骨に穴を開けます
これも痛そうですが大丈夫です
歯肉よりも骨のほうが痛みが感じにくいようです
ただ、削るときに振動がありますので
こっちのほうが気になります
インプラントを埋め込みました
青いキャップに交換して少し縫いました
これで今日は終わりです
私のインプラントのオペ写真です。
さすがに自分ではできないので、友人の歯科医にお願いしました。
HAインプラントを埋入して8週目に入りました。骨の条件は良いので、そろそろインプラントの上に土台を継ぎ足して、冠をかぶせる直前の状態にしようと思います。本当は昨日やってもらおうと思いましたが、時間が無くて残念でした。
術後の経過は、ほとんど痛みも無くまったく順調でした。同時期にHAインプラントを入れた患者様は1週間ほど歯肉が少し痛んだようです。その違いはおそらく私が鈍感だから(笑)もありますが、たぶん歯肉の剥離の量の違いです。骨の状態の関係で私の方が少なくて済みました。
やはり無剥離が一番痛みが無くて、剥離が多くなるほど痛みが出るようです。できるだけ剥離を少なくしようと思いますが、林先生のようにはいかないのが残念です。もう少しスキルアップを目指さないといけません。
土台を継ぎ足したらすぐに、ジルコニアの冠を作って仮付けしたいと思っています。個人的には大臼歯部にセラミックは好きではないのですが、ジルコニアの性能を試してみたいのです。夢のセラミックといわれるジルコニアですが、残念ながら、私はまだ患者様にセットしたことが無いのです。もっとも出てまだ新しいので仕方ないのですが、最も高額でもあるので、いつ患者様がしていただけるのかもわかりません。ですから自分を実験台というか、まあ遊んでみようというわけです。
特に試したいのが、他のセラミック冠では絶対禁忌である仮付けをしたいのです。本当に仮付けが可能か自分で試してみたいです。これができたら、たぶん患者様に自信を持ってお勧めするでしょうね。カタログにあるように、本当に割れないのかな?まだちょっと信じられません。もっとも大臼歯部のセラミックを患者様にはお勧めしませんが・・・
Q インプラントをした後はメインテナンスが必要と聞きましたが、これも費用が高いのでしょうか?
A
インプラントを意識する必要はありません。ご自身の歯と歯肉のために2~3月ごとにPMTC(歯のクリーニング)をお受けになられることをお勧めします。これで十分です。費用もインプラントがあるからといって高くはなりません。通常と同じく保険診療です。
Q インプラントを埋め込んでから、冠が入って噛めるようになるにはどれほどの期間がかかりますか?
A
治療期間は骨の状態や抜歯即時埋入かどうかで左右されますが、下顎の場合は通常2~3ヶ月位、上顎の場合は2.5~3ヶ月位で歯を装着することができます。ただし、抜歯即時埋入やサイナスリフト法を使った場合は、上記期間にプラス1~2ヶ月となります。本院が採用しているHAインプラントは治療期間を短めにできる優れたものです。
不定期でインプラントのQ&A を書いていくことにしました
Q インプラントって骨に穴を開けて入れるそうですが、安全性は大丈夫でしょうか?
A
インプラントを入れること自体は特に問題は起きていないようです。一番問題になるのは下の奥歯にインプラントを入れる手術時に神経や血管が入っている管(下顎管)を損傷することです。それを防ぐために、普通の平面的なレントゲンだけでなく、立体的に把握できるCTの利用が望まれます。CTを使っても完全とは言えませんが、安全性がかなりアップするのは確かですので、全症例にCTを使うようにしたいと思っています。
Q インプラントをするメリットは何でしょうか?
A
私が一番のメリットと思うのは、1本歯が抜けた時に、代わりにインプラントをすぐ入れるケースです。普通は両隣の歯に負担を強いることになり、結果的に両隣の歯の寿命を短くしてしまいます。インプラントだと負担を強いないので、1本の歯を失っても、歯列全体への悪影響が少なく対応できます。このことが歯列全体が長持ちすると思います。患者様的には取り外しの義歯にならざるを得ない場合でも、義歯の代わりに対応できることがメリットに感じられると思います。
河田歯科医院(広島県三原市)は昨年よりHAインプラントを主たるインプラントに変更しました。
その理由は通常のチタンインプラントに比べて、多くの優れた性質を持つからです。
簡単に言えば、インプラントの周りに骨ができやすいのです。
このことにより、簡単な手術で済ませられたり、手術回数を減らしたり、治療期間を短縮できます。
当然、治療費も節約できます。
西洋人と比べて、日本人は顎の骨が薄くて、骨ができにくいと言われています。
ですので、条件が悪くてイージーケースが少ないのです。
そのために、条件を良くするために骨を増やすような準備のための手術が
必要になり、その手術の治癒を待ってから、やっとインプラントを埋める手術が
できるようになります。
結果、インプラント1~3本を埋めるのに1年ほどかかってしまうことも珍しくありません。
そこでHAインプラントを選ぶ価値が出てきます。
全顎的なインプラントでは本数が多いので、1年ほどかかることもありますが、
一番多いインプラント1~3本くらいを埋めるケースなら2~5ヶ月で終わるのが普通です。