「すずらんカフェ」で認知症予防のお話をさせていただきました

少し前のことですが、近くの病院施設内で定期的に開催されている「すずらんカフェ」で歯科の視点から認知症予防のお話をさせていただきました。
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「すずらんカフェ」は認知症に関わる交流の場で、孤独になりやすい高齢者が集まりコミュニケーションやアクティビティを楽しめみながら多くの知識も学ぶことができますので、認知症予防にもなりますし、他の家族と交流したり介護にたずさわる専門家に相談ができたりするので、高齢者だけでなく介護する家族にもメリットがあります。


今回は特にをキーワードにしてお口の渇き(ドライマウス)誤嚥食事の仕方などについて、あまり聞かれたことのない内容で30分近くお話させていただきました。

こんな図を見られたことがありますか?

プレフレイル健康寿命

フレイルという言葉は虚弱という意味ですが、国は虚弱を防いで健康寿命を長くしよう(いわゆるピンピンコロリ)と考えており、「すずらんカフェ」もその考えに沿った活動の一つです。


次の図はメタボリックドミノといわれるもので過食,運動不足等の生活習慣が肥満,インスリン抵抗性を引き起こ し,これらが共通の原因となり,血圧上昇,耐 糖能異常,脂質異常が生じることにより、ドミノ倒しのように負の連鎖が始まってしまいます。
メタボリックドミノ2

図をよく見ていただくと最初は虫歯、歯周病とありますね。つまり噛めなくなったら食事内容が食べやすいものばかり、つまり糖質(ご飯、麺類、パン、パスタ、お菓子など)が多くなり体調に悪影響を及ぼすということです。


昔から老化は 歯、目、◯ら から始まると言われてきましたが正にその通りですね。
歯に限らず健康は一朝一夕に得られるものではないですから、年を取ってからではなく今日から気をつけていただき、より多くの方が健康寿命をより長く生きていただきたいと思います。

ピンピンコロリ


 



 

第3回TPCセミナー/東京

12月1日に東京でTPCの一日セミナーを開催しました

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タイトルはいつも同じ  TPC(舌姿勢補正器)を活用した歯科治療 で歯科治療全般に広く応用できるできることを説明しましたが、新たに加えた内容は今一番興味を持って試している固定式の小児用TPCによるスペース不足への対応でした
ありがたいことにリピーターを含めて24名の参加をいただきまして、活発な質問を受けながらのセミナーになり私自身も勉強になりました

びっくりしたのは1年ほどで150ほどの症例をされたという強者の参加者がいたことです
私よりのペースが早いです
となるとTPCの臨床応用数は500症例を超えていると思われます
\(^o^)/

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未熟なセミナーですが、少しでもTPCの有効性&可能性が伝わり、多くの歯科医師が臨床に活用いただくようになって、困っている患者さんを一人でも多く助けて欲しいと願っています

今後とも宜しくお願いいたします

 

もしも、医療従事者でTPCに関心を持っていただけました方は、以下のFBのグループにご参加ください。双方向のやり取りが可能です

   低位舌を治すTPC(舌姿勢補正器)を活用した歯科治療

また、もしもご希望があれば、受講者が少人数でもミニセミナーで布教活動?に伺いますので、ぜひお声がけください 
m(_ _)m

京都でTPC(舌姿勢補正器)の話をしてきました

先週、京都の有名なスタディグループ「子どもの咬合を考える会」にお招きいただきまして、丸一日 TPC の話をさせていただきました。ただ、TPC の子供への応用はまだ始まったばかりで実績が少ないため講演内容は少し困りましたが、今後の小児応用の可能性について少しはお伝えできたのではと思います

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主には
TPC(Tongue Posture Corrector 舌姿勢補正器)を使って
低位舌を是正することにより、口腔系のパラファンクションを減じ
今まで治しにくかった問題をシンプルにクリアしようという
新しい治療法を紹介させていただきました

多くの問題の原因になりうる低位舌を改善しますので、TPCを応用できる範囲はすごく広く、治療が難しいといわれるイビキ、歯ぎしり、顎関節症などにも有効です

田舎町の無名の歯科医の考えた治療法ですが、
かなり興味を持って話を聞いてくださりありがたかったです
また、既にTPCを臨床応用している先生からは、いい結果が出ているとお聞きして嬉しかったです

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歴代会長である三村先生、後藤先生、井上先生をはじめ多くの先生方のバックアップにより、素晴らしい雰囲気で講演できてとても嬉しかったです
 \(^o^)/



 

 

TPC東京セミナーを開催しました

昨年11月の大阪セミナーに続き、1月に東京でTPCの一日セミナーを開催しました

タイトルは  TPC(舌姿勢補正器)を活用した歯科治療 で、内容は大阪と大差ありませんでしたが、大阪でのご意見をフィードバックしてかなり手を加えました

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大阪では予想以上の参加者でしたので、超少数であろう舌に関心を持つマニアックな歯科医は殆ど集合したか?と思うほどでしたし、前夜の懇親会で舌に対する歯科医師の関心は西高東低だそうで、特に関東以北はかなり関心が少ないようだと聞きました

それでも舌フェチ歯科医が各地から11名参加してくださり嬉しかったです
少人数で質問など意見交換がしやすくて大阪とはちょっと違った趣になりまして、Netだけでは伝わらない部分をかなりカバーできたのではと感じました

私の今一番の関心事はTPCの無呼吸症候群と小児のお口ポカンへの応用ですが、特に幼児のうちにお口ポカンを治して呼吸と嚥下を整えて、成長に伴い起きてくる大きな問題を未然に防げたらなんとすばらしい!ことかと夢想してます。なを、治療の協力が得られにくい小児には、取り外し式ではなく固定式の方が効果的と考えています

いずれにせよTPCに限らず、舌に関心を持つ歯科医が増えて、もっと口腔機能に対応できるようになることが未来の歯科治療に大切だと感じており、微力ながら、TPCを通じて貢献したいと思っています

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ネットによる発信だけでなく、一度は歯科医師に直接アピールしたいという個人的な想いを、大阪と東京でTPCの研修会を開催することにより達成できましたのでとても嬉しかったです。今後は実践してくださる歯科医師のフォローをさせていただきながら、臨床の場で地道にTPCの可能性を追求していきたいと思っています

もしも、医療従事者でTPCに関心を持っていただけました方は、以下のFBのグループにご参加ください。双方向のやり取りが可能です
   低位舌を治すTPC(舌姿勢補正器)を活用した歯科治療

また、今のところ私が主催するセミナーの予定はありませんので、もしもご希望があれば、受講者が少人数でも宣教活動?に伺いますので、ぜひお声がけください m(_ _)m

TPCアンケート/TCH,ドライマウス,小顔201801


多忙で患者アンケートの集計が遅れましたが、舌姿勢補正器TonguePostureCorrector(TPC)の報告です。
今回は16ケースですが、近隣歯科からの紹介や転院の患者さんが多く個性的な患者さんが多かったです。

エクセルの表でNo.117の患者さんはTCHがひどく会話中にも噛んでしまうという珍しい主訴で、いろいろ試したが改善しないために前医より紹介されて来院されました。TPCの説明後すぐに印象を採り、2回目TPCセット、3回目あっさり治ったとのことで治療終了を希望されました。正直、少なくとももう一回来院していただきバージョンアップしたかったのですが、主訴が改善されたので必要ないとのことでした。
TPCの効果がすぐに出たためにしっかりと検証したかったので残念でしたが、TPCはTCHによく効くことを再確認できました。

 No.118の患者さんは左上大臼歯部の治療が咬合痛で長引き、追い打ちで顎関節痛も出てしまい、結局1年半以上も通ったが治らずに困っていたところ、たまたま本院の患者さんから紹介されて転院されました。早速TPCを作りセットしましたが、反応が鈍かったのですぐにバージョンアップしたら効果が出てきました。7/31TPCセット、8/10TPCバージョンアップ、8/29かなり改善、10/17ほぼ治った、10/31完治ということで補綴処置に着手できました。この患者さんのように最後臼歯の抜髄などで咬合を落とすと、顎位が不安定になり顎関節症になる患者さんは極めて多いと思います。特に舌位が正しくない患者さんはよりこの問題を生じやすい下地がありますので注意しないといけません。

 No.123の患者さんは主訴が歯軋り、くいしばりでしたが、それが減ったかどうか患者さん自身はわからないとのことでしたが、症状がかなり改善したのでうまくいったと考えています。

 No.124の患者さんは無髄歯の左上7番がしみて困るという主訴でした。歯軋りもありそうなのでTPCを作りましたら少し改善しました。そして一月後にバージョンアップしましたら、10日後には完治しました。セット後2ヶ月半でアンケートを取りましたら

 小顔になった
 口が渇かなくなり、就寝中の咳が減った

と予期せぬ効果もあったとのことでした。小顔効果はあっても驚きませんが、何も説明していないのに患者さんの自ら出た言葉なのでとても嬉しかったです \(^o^)/

あとはドライマウス関連が多いですが、うれしいことにすべての症例で効果が出ています。高齢になると夜間にトイレに行く人が多いですが、いろいろ聞いてみると口が渇いて目が覚めて、それならトイレに行っておこうという人が多いと感じました。つまりオシッコが溜まったから目が覚めるよりも、口が渇いて目が覚める人が意外と多いのでは?と考えています。だからTPCで口が渇かなくなるとトイレに行く回数が減るという回答が多いかもしれません。No.126の患者さんは口が渇かなくなり、夜中に起きるのが5,6回が1,2回に減ったという著効例になっています。

 

アンケートまでいただける患者さんは基本的には経過の良いケースであることが多く、アンケートまでたどり着けない患者さんはTPCセット総数の20%程度と考えていますので、その点を勘案してレポートをご評価下さい。


患者アンケートPDF NO.116-131(16ケース)

患者アンケートエクセル すべてNo,131(128ケース)

患者アンケートPDFすべてNo.131(128ケース)

 

いびき、ドライマウスが改善 TPC患者アンケート 15件

 TPCの総作成数はたぶん150件を越えているはずですが、患者アンケートまで辿り着いたケースが109件になりました。アンケートはTPCセット後2ヶ月ほど経って効果がある程度確定してから取るようにしていますが、来院してもらわないとアンケートが取れませんので、半年以上後とか来院せずアンケートが取れない人も出てきます。ともかく、EBMに程遠い簡単なアンケートですが、3桁になればそれなりの意味があるのではと思い100件を目標にしてきたのでとても嬉しいです

 最近は顎関節症、TCH、歯ぎしりよりも、いびき、ドライマウスが主訴の患者さんが多くなっています。つまり、つい噛んでしまう問題よりも口が開いてしまう問題の患者さんが多いです。ただし、低位舌に着目すると、本当は殆どの患者さんはどちらにも問題はありますが、ご本人が気づいていないだけと私は考えています

 もしかして近郊の顎関節症の患者さんを治し尽くしてしまったのかな?
と思ったりしますが、まさか、そんなことはないはず
ぜひ顎関節症、TCH、歯ぎしりの患者さんにも来ていただきたいですね

 さて、下のアンケートが2つ前のブログにアップした爆音いびきの患者さんです
2階で寝てて一階でもいびきが聞こえるという強者ですが、最下部の自由欄の記載を見ると経過は良いようです(自由欄に赤黒の全く同じ記載もありますが、患者さんのミスで赤の術後です)。この患者さんはつい噛んでしまって起きる症状は殆どないようです

爆音いびき109

 今回の15件のアンケートのうちドライマウス、いびきなど就寝中に口が開く問題の患者さんが8名ですが、なんとすべての患者さんで効果が出ています
誇大評価?のそしりを受ける恐れが大ですが、これほどドライマウス、いびきに効果的な装置があるか?と自負しておりますので、ぜひ、多く歯科医に活用していだきたいと思っております


さて、TPCを使わなくなった原因を考察してみます

1 TPCが効果がなかった人
2 TPCで治ってしまって使わなくなった人
3 諸事情で通院しなくなり不明の人
4 その他

 1はTPCを口内に入れることができないことが一番の原因のようです。TPCの装着感はマウスピースとしては特に優れていますが、それでも日中はいいけど夜セットして寝ることができない人が5-10%ほどいるようです。また、セットしたけど効果が出なかった(本当は少し出ているけど気づかないも含む)という人も10-20%ほどいると推測しています。対策はどちらも日中にセットしてTPCに慣れるように指導していましますが、それを実行しないと効果が出にくいです

 2は歯がしみる、歯肉の腫れ&痛みなどで装着した人が多いとようです。これらの症状にはTPCが速攻的に効くケースが多いので、症状が取れると装着する必要が無くなったと勘違いするため使わなくなります。本当はTCH絡みなので継続して使っていただきたいのですが、喉元過ぎれば・・・ですので仕方ないですね。まあ再発すれば、すぐに使ってくれるはずです。

 3、4は調べようがないですが、TPCが全く効かなくて本院を見限った人を含んでいると思います

 

患者アンケート結果 No92-112

 

 

いびき 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)

業界紙を読んでいたら、Tongue Lab 社の TRP (Tongue Right Positioner)という装置の記事があり興味を持ちました。低位舌を治すアプローチ法が違うので形態は全く違いますが、本院のTPC(Tongue  Posture Corrector)と目的は同じ装置なので、ネーミングが似ていて殆どの方は区別できないと思います

TRP

今秋より日本でもTongue Lab 社の活動が始まるそうです。競合する装置がいろいろあると、低位舌の悪影響に関して、世の中の認知も少しは上がるのではと期待しています

TRPの効果は未確認ですが、TRPは30年以上も前から存在しており、それなりの効果があり存続してきたのでしょうから、5年足らずのTPCも見習うべき点があるでしょうね。写真を見ると舌背部から舌根部を刺激して、舌位を正そうとするもののようです。推測ですが、TPCよりも複雑で作るのは難しそうですから、多少高価になるでしょうね

詳しくはHPをごらん下さい
このHPで紹介している効能は低位舌を治すと得られることなので、本院のTPCでも期待できるはずです
とてもセンスよくキレイに効能が紹介されているのでちゃっかり便乗させてもらいます
本院のHPは私の自作ですので全くかないません ^^;

https://www.tonguelab.net/youkoso

 他にも

ナステントいう装置があります
緊急救命時の気道確保の手法を応用し、鼻にソフトなチューブを挿入することで気道を確保するという、まったく新しい発想で作られた一般医療機器です
と紹介されています

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個人的には低位舌を治すものではないので、TPCとはあまり競合しないと思いますが、低位舌が原因と思われるのにTPCで効果が出ないケースでも試してみる価値はあると思います。但し、今のところ子供には使えないようです

HPにも
イビキや睡眠時無呼吸の原因は、3分の2が上気道の狭窄や閉塞で、3分の1が舌が落ち込む舌根沈下の2つがあります。ナステント™は、上気道の確保に機能しますので、3分の2の上気道の狭窄・閉塞によるイビキ・無呼吸には効果が期待できます。舌根沈下がメインでイビキ・無呼吸を発症する方は効果が低いです。
とあります

ですので、おそらく肥満系の患者さんにはいいのでしょうね
TPCやTRPは肥満系には効きにくいでしょうから、ある程度住み分けができるかも知れません

https://nastent.sevendreamers.com

 いずれにせよ、シーパップを使わなければならないまで悪化させないようにしたいです

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TPCで低位舌を修正していびきを減らすことによって、多少でも閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)を予防できればと思っています




最後に私の友人が開発した低位舌を治すトレーニング器を紹介します

Keep Up    宗廣素徳 先生      https://www.keepup.jp/
      keepup

くちふうせん 山下久明 先生    https://www.kuchifuusen.com/
      くちふうせん
 

TPCの勉強会(名古屋) 

TPC 舌姿勢補正器 TonguePostureCorrector

 先日、名古屋にて大学の同級生が所属するスタディーグループに招いていただき、6名の歯科医にTPCについて4時間余り話をさせていただきました。これほどの長時間集中してTPCについて話をしたことは初めてだったので、事前の資料作りなど大変でしたが、自分にとっても再確認することが多くたいへん有意義でした。

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 内容は医院でいつも患者さんに説明すること、患者さんアンケートの分析、著効例の説明、TPC開発の経過、簡単な実習、TPCと関連することなどでした。ありがたいことに知識意欲が旺盛な先生方で、ポイントごとにディスカッションを交えながら進めましたので、かなりご理解していただけたのではないかと思いました。

 今後もこのような機会をたくさん得て、TPCを多くの歯科医に知っていただき、臨床で活用してもらえるようになればと願っております。

 それで大風呂敷を広げ過ぎでホラ吹きのそしりを受けても、夢はでっかい方がいいということで、私の夢はとても大それたものです。それは
  TPCが歯科治療のスタンダードに加わる
という夢で、正直大き過ぎる夢ですが、SASと誤嚥の予備軍である低位舌の患者さんがこれほど多い現状を考えると、舌に対する関心が歯科医内で急に盛り上がる可能性もあるので、諦めずに邁進したいと思っています。

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早めに老母の施設を出て、会場が熱田神宮の近くでしたので、熱田神宮を散策してから気分良く会場入りしました。やはり早朝の熱田神宮は凛とした雰囲気があっていいですね。おまけに昼食は近くにある超有名店「あつた蓬莱軒」のひつまぶしのテイクアウトでチョー美味しかったです。数多の勉強会で食べた昼食の中ではダントツの一番でした \(^o^)/

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 もしもTPCの話を聞いてみたいという先生方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。日程さえ合えば手弁当で伺います。いわばTPCの宣教師みたいなものですのでお気軽にご連絡下さい。ただし遠方の場合、可能なら交通費だけお願いしたいです ^^;

 

いびき、歯ぎしり、夜中にトイレに行く回数が減る

  この頃本院では、顎関節症の三大症状を訴える患者さんが減ってる気がします。顎関節症フェチの私としては少し残念?ですが、関係無いと思われている肩こり、頭痛、ドライマウス、いびき、歯軋りなどは顎関節症でも起きる症状なので、実は隠れ顎関節症である患者さんは多いです。

 今回添付しているアンケートは高齢者が多く最高齢は90歳でした。そのためにドライマウスについての回答が多いですが、ドライマウスは改善が自覚しやすい症状だからとも言えます。

 特に興味深かったのは2名が「口が乾かなくなった。夜トイレ行く回数が4~5回が2~3回に減ったとまったく同回数減ったと回答をしたことです。

 私はいびきや口渇が減ることで睡眠の質が上り熟睡できたために、目が覚めにくくなったのではと考えています。このことから
TPC(Tongue Posture Corrector 舌姿勢補正器 )はオーラルフレイルを予防することにより、超高齢者社会にも貢献できるのはと勝手に考えています。

 

アンケート結果 8

 

TPC へ

 

TPCの突起部について写真で説明

TPCの突起部についての質問が多いので写真で説明します

 まず復習なんですが・・・

 下の歯に全く当たらない位置と高さに設定するだけです
 できるだけ切歯乳頭付近で、下顎前歯に当たらない位置から
 できるだけ後下方に伸ばして7ミリ以上の長さになれば完璧です
 ただし7ミリ以下でもダメではありません。できるだけ長くでけっこうです
 
 バイトが深い人、後方運動距離の長い人の場合は長さも形態も制約されますが
 仕方ないので制約された中で形態を決めます
 守るべきは、絶対に下顎歯に当たらないことです

 難しく考えることはないです
 まず作ってみて、問題があれば口腔内で削除、添加すればいいですから・・・
 ただ、最後に舌に好かれるよう研磨はしっかりして下さい

 言い訳です ^^;
 下の写真はわかりやすくするために
 カラーリングしましたが、塗りムラなどで表面が荒れています
 この点は無視して下さい
 本当はしっかりと研磨してツルツルに仕上げています

では、写真でご確認下さい
 標準的な形態と考えて下さい
 ちなみに下の写真の突起部は7.5ミリです

 これでもわからなければTPCを作りますので、上下模型を送って下さい
 あるいは本院に見学におこし下さい。歓迎しますよ (^^)

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