顎関節症

私の医院に来院する患者さんが、色々な原因によってですが、結果としては無意識の噛みしめが増えることにより、顎に関連した病気を発症し来院するケースが多いのに気づきました。

そして原因は何であれ無意識の噛みしめを減らす説明し、実行していただくと症状がかなり軽減されることが多いのです。そのために当院では顎に関連した症状を持つ患者さんの80%以上はその次の段階の治療を望まれません。そのために一応現状を説明をさせて頂くだけで経過をみることが多いです。ただ当院の患者さんに重症例が少ないこともあると思います。

もちろん原因に直接にアプローチしていないので本当に治ったとは言えませんが、患者さん自身がさほど気にならなくなれば私も深追いはしたいとは思っていません。なぜならば毎日の注意を守ることの次の段階はかなり時間や費用などがかかる治療になるからです。そしてその結果も完治に至るかは100%とは言えず不確定のです。

また噛み合わせを変更するということはほとんど全ての歯の関係を変更することで、生半可に始めることはできませんし、やるなら先ず診断をしっかりして治療目標を明確にしから中途半端にならないように治療すべきと思います。でも治療開始時にどれだけ大変なことかを、ほとんどの患者さんは理解できていないと思います。


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