発売日の朝、多くの人が並んで買っていると紹介されていたのをニュースで見たのですが、その日の午前10時頃にはアマゾンから送られてきました。
やっぱりアマゾンってすごい!
土曜の夜から読み始め、月曜の深夜読み終えました。Book1、2にあった疑問点がかなりクリアされて少しすっきりしました。でも、これで完結か?思いきや、なんか最後にそうでもない伏線らしきものがあり、Book4もあるかも。とにかく私としてはBook2で終わるよりはBook3が出て良かったと思いました。
予想していたとおりリトルピープルについてはあまり説明はなかったけど、説明しなくてはならないことも無いと思います。まあ、もっと説明をして欲しかったのは本音ですが・・・ それはともかく、面白くてどんどん次の章を読みたいという欲望は最後まで続きました。やっぱりベストセラー作家は違いますね。読者の興味を絶やしません。
Book3まで読んだ感想は、面白かったけど、何を伝えたいのかはハッキリとはわかりませんでした。月が2つある世界と1つの世界の違いは何でしょうか?いろいろ考えさせることが多くて、テーマはコレだと限定できませんね。まあ、何を伝えるなんてことはどうでもいいかも。しょせん読み手によって伝わることは千差万別ですから。
偶然ですが、天吾と私は同い年で自分とオーバーラップして思うところもかなりありました。1Q84年から26年経った2010年信吾はどんな生活をしているのかな?天吾と青豆の強烈な思いはどんな変化を遂げているのかな?