Q
インプラントにかぶせる冠はしっかりと合着しないの?
A
河田歯科医院で主に使用しているインプラントは、インプラント体(骨の中に植え込むもの)にアバットメント(土台)をネジ止めしてでかさ上げします。ネジ止めすることによりいろんな対応ができる利点がありますが、ネジが緩む危険もありますので、冠をしっかりと合着することができません。そのために仮につけておくことになります。弱い接着剤を使ったり、ネジで固定したりいろいろな対応法があります。
Q
インプラントのネジが緩むことはあるの?
A
前の質問と関連しますが、インプラント体(骨の中に植え込むもの)にアバットメント(土台)をネジ止めするときに、専用の締め付け器を使います。メーカーによって違いますが、河田歯科医院で使っているHAインプラントでは30ニュートンの力で締め付けるように規格化されています。
規格を守れば緩まないことになっていますが、実際は緩むこともあるようです。ですので、冠を合着するすることはしません。
もしもインプラントが動いてきたと感じましたら、すぐにご来院ください。
インプラントの周りの骨が無くなって動くようになったか、ネジが緩んでアバットメントが動くようになったかどちらかです。ネジならば締め直せばすぐに治ります。でも、そのままでいると、力がネジに集中してネジが折れてしまうことがあります。もしも折れると非常に厄介なことになりますので、ご注意ください。