TPCをセットする時にまず気をつけることは
とにかく対合歯に当たらず、咬合に関与させないように調整することです
次に、舌に当たる部分が、舌に対して受け入れられる形態かということです
研磨がしっかりされていれば、殆ど問題はないと思います
そして、暫くの間は舌先をTPCに当てるように意識してもらうように指導して下さい
また、就寝前には「寝ている時に舌先があたっていますように」と
1分位お祈りするようにご指導下さい。
最近は歯軋りや食いしばりをする方が多いので
夜にも使える大きなタイプばかりになりました
ピンクレジンの部位は削合可能な部位です

そのために昼は少し喋りにくいけど仕方ないです
日中のTCHの患者様も夜間の歯軋り、食いしばりもありえますので
大きい方がいいかなと私も思うようになりました
大きいのを削って小さくするのは簡単ですから
最後に、TPCだけでなく舌の体操をしていただいた方がいいですね
岡崎先生の松風の連載にもありましたが
今井先生の「あいうべ体操」はおすすめです

また、大きくてもまだ心配される患者様には単純鉤を最後臼歯にかけるとか
上顎全歯の唇側、頬側に連続して接する弧線を使えば良いと思っています
河田先生、こんにちは、吉田です。
お返事ありがとうございます。
私も低位舌で、さらに前方に有りました。歯牙圧痕が上下の切歯に触れて出来ています。
そこで、切歯乳頭に触れるようにしたら、咳き込むようになりました。
思い出したのが、舌の吸着でした。
そうする事で、下顎の安定と口腔の前後の閉鎖、鼻呼吸の確率が出来ました。
就寝前に吸着していると概ね閉鎖出来ます。
しかし、気を抜くと、舌圧痕は出ます(笑)
あいうべ体操などの舌トレは、安静空隙を作るのにも有用ですね。
患者さんにお勧めしています。
あと、ネコの会資料にある、鳥取県のお口を使った遊びも良いモノです。
ぜひ、ご覧ください。
お口遊びのご紹介ありがとうございます。
資料を当日にパラパラっと見た時に目に止まっていましたが、その後忘れていました。
早速ググッたらFDFが出てきました。
子供には良いですね。活用させていただきます (^^)