歯科用CTがやってきた!

 

7月19日に歯科用CTがやってきた!
前日、今まで使っていたレントゲンを撤去してもらいました
撤去したレントゲンはどうも東南アジアに送られるようです
機械的にはどこも悪くなかったので、東南アジアで役になってくれると思います

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10年ほど使った古いレントゲンと撤去後のX線室です

 

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でっかいトレーラーに乗ってCTが着きました。運びこむだけで大変です

 

 

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搬入後組み立て、コンピューターの調整をしてやっと設置が終わった

GENDEX GX CBー500 です

さすがにCT(Computed Tomography)というだけコンピューターの塊で

今までのレントゲンとは全く違う取り扱い方法です

 

おかげで撮影方法をしっかり覚えないといけません

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歯科用CT/CBCT導入により診断力が飛躍的に向上します


待望のCBCT(コーンビームCT)を7月下旬に導入します
3年ほど前より機種選定をしていましたが
なにせ高額機械なので
河田歯科医院のような零細医院では高嶺の花でした

しかし昨年、歯科界のブランドであるカボ社がかねてから噂のあったCTを
意外なほど低価格で発売したため、一気に他社の市場価格が下がりました
それでも河田歯科医院にとっては、まだかなり高額ではありますが・・・

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 今年になって、知人がカボ社の3D eXamを購入したので見学に行きました
そこで見学して私も購入をほぼ決めましたが
ちょうど今春、私のニーズに合う新機種 3D eXam i がカボ社より発売され
私にはラッキーなタイミングでした

購入したのはGENDEX GX CBー500で、基本的には Kavo 3D eXam i と同じ性能の兄弟機種です。CT用シミュレーションソフト(LANDmarker)が付いてくることを評価し、大阪大学歯学部発ベンチャー企業であるアイキャット社から購入しました


現在、日本で販売されている歯科用CTの中で
画質、被爆量などの安全性、CT値の精度などがトップクラスであると
私は判断しました

とにかく画像を見て頂ければ
なぜ私が無い袖を振って買ったか?すぐわかります
患者さんはこの画像を見たらびっくりされると思います
今まで見えなかったものが見えるんです

この歯科用CTの導入によって

河田歯科医院の診断力は飛躍的に向上します

これだけは断言できます



納品が待ち遠しいです!

 

解説  歯科用CT は コーンビームCT や CBCT とも呼ばれます

 

 

Dixie Chicks – Cowboy Take Me Away   演奏、歌ともに本当にうまい!さすがにグラミー賞

広島で開催されたスプラインインプラントアドバンスセミナーに参加しました

 

週末の土日に広島で開催されたスプラインインプラントアドバンスセミナーに参加してきました。土曜日は午前少し診療してから休診させていただき、患者様にはご迷惑をおかけしましたが、研修に参加しないと最新の治療の情報が取れないのでご容赦ください。

内容は昨秋福岡で受講したハンズオンコースのダイジェスト版なので、ちょうど復習になりブラッシュアップできました。正直忘れていた内容もあり、参加してよ かったです。いつもは一人で参加ですが、今回は知人も参加していたので、私的な意見交換もできてよかったです。会場が参加者の割りに狭かったので、余計に熱気ムンムンだったし、講師のお二人もやる気いっぱいで夜の懇親会までPCで講義を してくださりサービス満点の研修でした。

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今回の研修で一番気になったのはのはやはりCTでした。講師のお二人はともにCTをお持ちで、CTの画像のスライドがどんどん出てきて、自分が一番欲しい機器なので、どうしても気になります。当たり前ですが、術前だけでなく、術中、術後とCTがあると便利ですと講義されてやっぱりねというところです。今は術前は病院でCTを撮って貰い分析していますが、やはり自前が欲しいですね。

デンタルショーを見た時は1000万円切ったらと思っていましたが、1500万円なら無理して買おうかと思いました。別ルートで来年1500万円の製品も出てくると聞いていますので、ちょっと現実を帯びてきました。ただインプラントの症例がそれほど多いわけではないので、経営的には絶対にペイできないとはわかっていますが、歯科医師としてあの画像を見ると欲しくたまらなくなりますね。値段は違うけど、先日買ったiPhoneと同じですね。理性を失わせる魅力がCTにはあります。
税理士さんには絶対にやめろといわれそうですが・・・