子供用TPC_お口ポカン対策2

 TPC(Tongue Posture Corrector 舌姿勢補正器)を使って
子供のお口ポカンを改善し不正咬合の芽を摘もうと目論んでいます

第一号患者の経過報告です

前回報告したようにアンダーカット不足でTPCの安定化で苦労しましたが
それ以降は順調です
苦労したおかげでノンクラスプで全く咬合に関与しないようにしても
装置を安定させるアイディアが閃いたので、
他のお子さんで試す予定です

お家で日中はかなり長時間セットしているそうです
寝る時は口テープを貼っていますが
朝までTPCがお口の中にあったことはなく枕元に落ちているそうです
ただ、それはまだ仕方ないことだと思っています
とにかく毎晩TPCをセットしテープを貼って寝てくれたら充分と思います

それくらいの使用状況ですが、明らかに口元に変化が出てきていまして
TPCが入っていればお口ポカンになっていないし
入っていない時も口元が違ってきているそうです

母親もかなり良くなったとすごく喜んでくれて
治療への協力度は最高です
私も嬉しくてより意欲が湧いてきました \(^o^)/


TPCセット後およそ2ヶ月の写真を撮りました

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TPCは入っていませんがお口が閉じてきています

7ヶ月後(2017.2.6追加)
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写真を撮ろうとすると意識して口を閉じるようになり、盗撮?した写真です。そのためにキレイな写真が撮れずピンぼけ気味ですが、明らかにお口ポカンは治りつつあります。母親も日頃の改善を実感されていています。ただ、過蓋咬合の改善はあまりないので、更に経過を見たいと思います。前歯の交換時期にどうなっていくかが楽しみです

 

1160701us002術前
1160701us003初めてTPCセットした直後

今後はゴックンやあいうべ体操も指導する予定です

残念ながらあいうべ体操や嚥下のトレーニングはあまりしていないようです(2017.2.6追加)

 

子供用TPCの復習ですが

1  装着はすごく楽なので小さな子供でも結構使える
2  見た目で直ぐに効果が出るので、保護者に受けがいい
3  さ行は言いにくが、会話はしっかりできるので長時間使える

 子供用TPC お口ポカン対策

 

ここから下は工事中です m(_ _)m

 

                                  アンケート結果 4

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ムーシールド 幼児の受け口治療



以前はチンキャプという顎をゴムで押し込む治療法がありましたが、今はほとんどされなくなってしまい、幼児の反対咬合は前歯の生え変わりまで放置されることが多くなっていました。もっといえば第二次成長が終わるまで待ってからという、私には信じられない対応もあります

近年ムーシールドやその類似装置が広まってきて、3才~5才に応用されることが増えてきました。河田歯科医院でもムーシールドを幼児に使っています。とにかく口に入れてもらうことが出来れば、かなりの確率で受け口が改善するようです。お子さんの性格にかなり依存しますが、ポイントは一晩中装置を口に入れてもらえるようになるまで、忍耐強く褒め続ける事が大切なようです。この時期にうまく矯正できれば治療費もかなり安価ですみますので、親子で頑張って治していただきたいです

下の写真は4才のお子様で術前、ムーシールドセット後5ヶ月後、9ヶ月後です

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もう少し続ける予定で、おそらくもっと良くなるはずです。殆どのお子様はこうなれば受け口に関してはもう大丈夫で、早期治療のメリットを享受できます。ただ後戻りが起きることも珍しくなく、特に背が伸びる第二次成長期に下顎の成長が一気に進むことがあるので経過観察は必要です

次の問題はスペース不足です。永久歯がスムースに並ぶように、6才頃の生え変わりまでに前歯間に隙間が必要ですので、前歯でよく噛んでいただきたいですね。そのためにはなるべく食品を小さく切らず、大きなまま子供に与えるようにして下さい



ムーシールド

 

オジー・オズボーンのボーカルが懐かしいです
ブラック・サバスBlack Sabbath)   パラノイド

 

 

 

JETsystem 矯正研修


 久しぶりに矯正の研修に行って来ました。講師は友人の成田先生です。彼とはいろいろな縁が重なって知り合いになりました。naritaJET 内容は矯正期間を1年以内する超スピード矯正治療法です。本を買ってそのとおりに治療しましたが、やはり理解できないことがあるので研修会に参加することにしました。研修会に出席していた先生も同じような悩みをお持ちなようで、それだけで私は安心しました。

 ただ1年以内にまで短縮できるのは主にはテーンエイジャーだそうで、成長期が終わるとやはりしこまでは早くできないそうです。それでもその中にあるノウハウはいろいろなところに応用できるので参考になりました。矯正治療はなるべく早く終わり、鬱陶しいブラケットは早く取りたいのが矯正患者さんすべての願望でしょうね。

lJETsystem

 

 

アクアシステム(新矯正治療法)

ブログの更新が滞っていました。

昨秋に受講したワイヤー&ブラケットを使わない審美性の良い矯正法の報告です。

講師は私の同級生の宮島先生で実家のある名古屋で受講しました。

 

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詳しくはここを見てください。

透明な樹脂のプレートをたくさん作り、歯の位置にあわせて順次交換することにより

歯を並べる方法です。他にインビザライン、クリアライナーなど同様の方法もあります。

プレートは一日の殆どの間装着していないといけませんが、昼間用はあまり目立ちませんし

どうしてもという時は外してもかまいません。つまり見た目がいいということです。

 

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まああまり歯をたくさん動かすことは無理ですが、ちょっと歯並びを治したいような時は

選択枝に入る治療法です。ですのでプチ矯正とも言われています。

費用は症例によりますが、一般的には普通の矯正と同様か少し安価です。