TPC(舌姿勢補正器)でTCH治療 3 セット方法

TPCをセットする時にまず気をつけることは
とにかく対合歯に当たらず、咬合に関与させないように調整することです
次に、舌に当たる部分が、舌に対して受け入れられる形態かということです
研磨がしっかりされていれば、殆ど問題はないと思います

そして、暫くの間は舌先をTPCに当てるように意識してもらうように指導して下さい
また、就寝前には「寝ている時に舌先があたっていますように」と
1分位お祈りするようにご指導下さい。

最近は歯軋りや食いしばりをする方が多いので
夜にも使える大きなタイプばかりになりました
ピンクレジンの部位は削合可能な部位です

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そのために昼は少し喋りにくいけど仕方ないです
日中のTCHの患者様も夜間の歯軋り、食いしばりもありえますので
大きい方がいいかなと私も思うようになりました
大きいのを削って小さくするのは簡単ですから

最後に、TPCだけでなく舌の体操をしていただいた方がいいですね
岡崎先生の松風の連載にもありましたが
今井先生の「あいうべ体操」はおすすめです

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また、大きくてもまだ心配される患者様には単純鉤を最後臼歯にかけるとか
上顎全歯の唇側、頬側に連続して接する弧線を使えば良いと思っています

 

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